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ABOUT
蝦名 玲子
Dr. Ryoko Ebina
博士(保健学)
Ph.D. in Health Sciences
緊急事態リスクコミュニケーション学者 (Emergency Risk Communication Scholar)
感染症パンデミック、災害、原発事故などの健康危機におけるリスクコミュニケーションを専門とし、緊急事態下での情報提供、信頼構築、住民参加を通じた対応力の向上に取り組む。行政や専門職団体への研修・助言実績多数。
株式会社グローバルヘルスコミュニケーションズ 代表取締役。
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻(公衆衛生大学院)健康情報学分野 非常勤講師・研究員。
内閣官房 内閣感染症危機管理統括庁「感染症危機におけるリスクコミュニケーションに関する研究」(2023-2024年度;株式会社三菱総合研究所受託調査研究事業)委員。
【略歴】
米国ミシガン州立大学卒業後、ミシガン州立大学大学院にて修士号(コミュニケーション学)、東京大学大学院にて博士号(保健学)を取得。
複数の医学系研究所で勤務後、2002年にグローバルヘルスコミュニケーションズを設立。以来、行政機関や国際機関等に対し、ヘルス・リスクコミュニケーション学や健康社会学の研修やコンサルティングを提供している。現場支援や提言を行った緊急事態に、旧ユーゴ紛争、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故、新型コロナウイルス感染症パンデミックがある。内閣官房 内閣感染症危機管理統括庁「感染症危機におけるリスクコミュニケーションに関する研究」(2023-2024年度;株式会社三菱総合研究所受託調査研究事業)委員。
また、様々な大学での研究や講義を通じ、学術的にも貢献している。現在は、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻(公衆衛生大学院)健康情報学分野にて、「公衆衛生の緊急事態におけるリスクコミュニケーション」の講義を担当するとともに、同分野の研究に従事している。本科目の教科書は、著書『公衆衛生の緊急事態にまちの医療者が知っておきたいリスクコミュニケーション』(医学書院)と、『クライシス・緊急事態リスクコミュニケーション(CERC):危機下において人々の命と健康を守るための原則と戦略 』(大修館書店)。
その他、東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学客員研究員、日本健康教育学会代議員も兼任。日本公衆衛生学会認定専門家でもある。
代表著書は、上記2冊の教科書の他、『困難を乗り越える力:はじめてのSOC』(PHP新書)、『生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために』(大修館書店)、『ヘルスコミュニケーション:人々を健康にするための戦略』(ライフ出版社)等。