著書・監修DVD
これまで単著8冊、翻訳書1冊、共著7冊、監修DVD3本を出版/リリースしてきました。
単著の多くは、大学や大学院の講義で教科書として使用され、監修DVDは大学の講義や企業研修で用いられています。
単著2冊は、大学の入試問題にも使用されました。詳細は、以下をご覧ください。
写真をクリックしたら、amazonに飛びますので、簡単にご購入いただけます。よろしければどうぞ。
【単著】
『公衆衛生の緊急事態にまちの医療者が知っておきたいリスクコミュニケーション』
危機管理の流れに応じたリスクコミュニケーションの概念や理論、実践方法や事前に構築しておくべき体制、緊急事態下で生じやすいリスク認知や難しい感情、スティグマや虚偽情報等の問題とその対策、リスク説明の方法や合理的な判断や行動へのうながし方等を解説した、リスクコミュニケーションの教科書。
京都大学大学院医学研究科の「公衆衛生の緊急事態におけるリスクコミュニケーション」の講義で、教科書として使用されています。CiNiiによると72の大学図書館に所蔵されています。
『クライシス・緊急事態リスクコミュニケーション(CERC):危機下において人々の命と健康を守るための原則と戦略』
米国疾病予防管理センター(CDC)が開発したクライシス・緊急事態リスクコミュニケーションの概念や理論、適切なコミュニケーションをとるために必要な体制について解説した教科書。本書を読むと、緊急事態のフェーズに応じたコミュニケーション戦略を理解することができます。
京都大学大学院医学研究科の「公衆衛生の緊急事態におけるリスクコミュニケーション」の講義で、教科書として使用されています。CiNiiによると94の大学図書館に所蔵されています。
政府分科会の会長を務められた尾身茂先生の推薦図書です。
『生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために』
レジリエンス、首尾一貫感覚(Sense of Coherence; SOC)、心的外傷後成長の概念と高め方についての教科書。
仙台青葉学院短期大学看護学科のFD研修では、本書が教科書として使用されました。その後、本学では本書を全教員が所持して看護学生の支援を行うと同時に、電子教科書として全学生も活用するという教育体制が構築され、その効果が論文としてまとめられました。CiNiiによると66の大学図書館に所蔵されています。
2019年から日本家族計画協会主催、日本思春期学会後援・指導、厚生労働省・文部科学省・日本看護協会・日本助産師会後援思春期保健セミナーコースIII「思春期の生き抜く力を育てる」の参考書としても使用されています。
元文部科学省中央教育審議会委員で、東京大学の衛藤隆名誉教授の推薦図書。
令和4年度びわこ学院大学短期大学部入試問題にも使用されました。
『ヘルスコミュニケーション : 人々を健康にするための戦略』
ヘルスコミュニケーションの概念や誕生史、意義を概説し、個人、集団、組織、社会への介入の際によく使われる理論や概念を解説した教科書。保健医療福祉現場の悩みに対して、ヘルスコミュニケーションの理論や概念がいかに応用できるかを、悩み相談の形式で示した他、マイケル・マーモット卿等、本分野に関わる概念(例:健康格差)を開発された第一人者のインタビューを紹介し、各概念が生まれた背景や先駆者達の信念、取り組みを紹介しているため、本学問を体感的に学べます。
青森県立保健大学と大学院の特別講義、及び同大学の教員を対象としたFD研修にて教科書/参考書として使用されました。CiNiiによると77の大学図書館に所蔵されています。
『ストレス対処力SOCの専門家が教える:"折れない心"をつくる3つの方法』
ストレス対処力として知られる「Sense of Coherence (SOC)」を構成する3つの感覚を高め、めげない自分になれる方法を日常で使えるように解説した教科書。
大阪樟蔭女子大学で教科書として使用された他、保健医療福祉専門職向け研修会でも参考書として使用されています。
『困難を乗り越える力 : はじめてのSOC』
困難を乗り越える力として知られる「SOC」の概念説明、SOCを高めるストレスマネジメント、コミュニケーション及び組織づくりについて解説した教科書。
大阪樟蔭女子大学で教科書として使用され、CiNiiによると60の大学図書館に所蔵されています。
2013-2016年の中央労働災害防止協会の実務向上研修(日本医師会認定産業医制度研修を含む)の参考書としても使用された他、国内外の学会、大学、医療機関、自治体、保健医療専門職団体等に招聘された時の参考書としても活用されました。
令和4年度東京都立看護専門学校社会人入試問題にも使用されました。
『元気な職場をつくるコミュニケーション』
ストレス対処能力として知られる「SOC」の観点から、職場を元気にするコミュニケーションについて解説した冊子。
職場のセルフケア/ラインケア研修の配布教材としてご活用いただいております。イラストが多く、読まなくても、見てポイントが学べるため、メンタルヘルスに関心がない職員にも目を通してもらえると好評です。
『心に響く保健医療者のコミュニケーション術』
健康生成志向とコミュニケーションに焦点を当て、保健活動をより充実させるための方法を解説した、保健医療福祉専門職のための教科書。
映画『パッチ・アダムス』のモデルであり、2021年ノーベル平和賞候補者のパッチ・アダムス医師をはじめ、人々に感動を与えられる、この道のスペシャリスト(=心のお金持ちという意味合いのセレブ)10人との対話も見逃せません。
本書を読むと、保健医療福祉分野で働く意義を実感し、元気になれるという感想をよくいただいております。
【監修DVD】
監修DVD『メンタルヘルス 職場を元気にするコミュニケーション』
困難を乗り越える力として知られる「SOC」の観点から、職場を元気にするコミュニケーションについて解説したDVD。
ドラマを観ながら学べるため、わかりやすいです。
職場のセルフケア/ラインケア研修で活用されている他、多くの企業が、本DVDで研修を実施した後に、蝦名に講演のご依頼してくださっています。
監修DVD『心に響く 《科学&アートな》ヘルスコミュニケーション(入門編・応用編)』
保健指導の効果を出すためのヘルスコミュニケーション戦略についてのDVD。厚生労働省「標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会」委員の宮崎美砂子教授(千葉大学)の推薦教材です。
看護師や保健師、栄養士等を対象とした特定保健指導技術研修会で使用されています。
多くの大学の授業でも使用されており、例えば、千葉科学大学では、看護師課程含む全員を対象に、本DVDを活用した公衆衛生看護技術演習をされています。
【共著と翻訳書】
『医療現場のための伝わる英会話:あなたは"お大事に"と英語で言えますか?』
GHC創業メンバーの一人で、元・京都大学准教授のブライアン・バジェル博士(人類生物学)と蝦名玲子博士(保健学)が執筆した、医療従事者が外国人患者と手応えのあるコミュニケーションを実現するための教科書。
英会話の他、失敗事例から読み取れる患者心理や、文化、宗教、医療制度の違いから来る誤解の原因について解説しています。
『心からのお見舞い : House Calls日本語版 たった一度会うだけで落ち込んでいる人を癒してあげる方法』
映画『パッチ・アダムス』のモデルであり、2021年ノーベル平和賞候補者のパッチ・アダムス医師の以下の御著書の翻訳書。
Patch Adams, House Calls, Robert D. Reed Publishers. 1998.
たった一度会うだけで、落ち込んでいる人を癒してあげるお見舞い術を知りたい方に、オススメです!
下の写真は、クロアチアの週刊誌『Area Sirena』(2006年4月27日)に、旧ユーゴ紛争生存者へ支援活動をする蝦名が取り上げられたもの。クロアチアとのご縁も、パッチ・アダムス先生がつないでくれました。左上が蝦名玲子とパッチ・アダムス先生。